外注をする時二つの考え方がある。
- 自分が手一杯になってどうしようもない時に、どうしても外に依頼するしかない時
- 自分の手が一定程度空いているようにするために、外に依頼をする時
割とみんなすぐに人に任せようとするところがあるが、実際に外に外注するのは自分が手一杯になってからでいいんじゃないのかなぁというのが最近の持論。
そもそも外注をすると知識は内にたまっていかない。
丸投げ外注をするということは、内側に知識が全くたまらない。
それは取引先に報酬を支払うことで、完全に納品されたものをもらうという取引でしかないから。
途中経過、どうやってそのアウトプットが出てきたかというところは見ることがほとんどできない。
最終的なものだけを見ても同じようなものを再現することはできない。
Web制作におけるアウトプットの限界値はデザイナーの限界値
少し、極端な言い方だけど、Web制作におけるアウトプットの限界値はデザイナーの責任となる部分が多いと感じている。
こうデザインであってほしい、なんとなく使いやすい、中身がとてもわかりやすいなど色々な要素を持ってして、Webサイトが良い・悪いという判断がなされる。
しかし、最終的にエンジニアがコードを書いて、作る前のデザイン到達点が低いと作業者がどれだけ頑張ってもそこが到達点になる。
到達物の限界点は、先導者の限界点だと本当に思う。
自分がその領域を取りたいか取る気がないかで外注の判断を。
外注は、知識が内にたまらない性質を持っている。
ただ一方で、成果物の最高到達点はデザイナーがビジュアルで見せてくれているところになる。
自分個人で見た時、デザインを極める予定はないし、極められるとも思ってないので、内に情報をためていく必要もなく外に外注した方が、最高到達点もさらなるところに設定することができる。
自分が取りたい領域なのであれば頑張ってでも取り組んだ方が良さそうだが、自分が取りたい領域でないものは外に任せても良いのかも知れないなと今は思ってる。
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